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佐賀棚田ツーリング [ツーリング]



本日もご乗車ありがとうございます。



今日も爽やかな朝からツーリングに

出発いたしま~す。

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行き先は自粛後初の佐賀県でございます。



いつものようにケチケチ作戦で

下道で峠を越えて福岡都市高速のインターまで。


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都市高速から西九州道を終点の前原インターで降りて

ここからはずっとタダ(笑)

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前は有料だった二丈浜玉道路から再び西九州道へ入るけど

終点までずっと財布に優しい道なんです。



途中で佐賀県との県境を越えますが

久し振りの佐賀県に行けて嬉しい。



北波多ICで高速を降りて

一個目の目的地を目指してると河童発見!

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ちゃんと河童にも会いにいくプランを組んでたけど

違う河童を見付けちゃいました。

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茶々丸という名前が付いた巨乳の河童で

「1日1カッパ」

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橋の四隅にそれぞれ違う河童がいるけど

代表して巨乳さんだけをチョイス(笑)



この河童からすぐのところにある

「山彦磨崖石仏群」

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山の中かな?と思ったら

道から見える距離でおじさんに優しい場所でした。


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そんなに道から近いのに

すごく雰囲気がある場所だよ。

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祠と言っていいのか

古そうなお堂にはちょっと怖い顔の彫刻。


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七福神でもないよね?



その背後に迫る崖に掘られた石仏。

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全部で25体掘られてるらしい。


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九州ではめずらしい双体の仏さまも

掘られています。


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入口にあった説明版によると室町時代後期から江戸時代と

すっごく幅があるのでようするによくわかんない時代の

磨崖仏ってことだね。


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こうして令和になった今でも残ってるのが凄い。


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天邪鬼を踏む如来様。



これは年代が違ってそうな気もするけど

25体の仏様に疫病退散を御願いしてまいりました。



磨崖仏からはバイクですこし移動して

波多八幡神社を目指しますが目的は神社なくて

その神社の前にある河童。

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巨乳を全部隠さないように撮る響流のサービス(笑)



さっきの河童で今日はもう1日1カッパを終えてるけど

本来はこの河童に会いにくる予定でした。

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「太」ってなんだ?



んじゃ、ツーリングに戻って

田舎道オンリーで先へ。

(田舎道しか無いとも言う)

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長閑なk297を伊万里方面に向けて走ります。


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途中から山道へ入って

連続ヘアピンを登ると到着。


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「サワラ」



もっと正確に書くと「市指定天然記念物 サワラ」

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綺麗な湧水の池にサワラの巨木があるんです。


こんなに立派なんでせめて地名が黒川町だから

黒川のサワラなんて呼べばいいのに説明版もただの「サワラ」なんです。

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詳細を知りたくてググるけど

佐賀県の魚のサワラの釣り場とかの紹介しか出ね~よ(笑)


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湯沸かしセットを持って来てたら

水を汲んで帰りたいくらい綺麗な湧水もある良い場所でした。


これ以上南の伊万里方面へはいく予定もないので

引き返して北上します。

(ここで小さなプランニングのミスをしてしまいます)


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綺麗なR204や気持ちよさそうな

道を選びながら肥前町。

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しばらく綺麗な田んぼをみながらのルートでしたが

海が見えたところで棚田が広がりました。


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あ、あれ?


アレレ?


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ここに来るまでずっと黄金色の綺麗な田んぼが

続いていたのに刈られてる?



もしかしたら立て続けに来た台風の前に

あらかじめ早目に刈り取りを終えたのかもしれない。

(今年は害虫のウンカも大発生みたいだし)

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棚田の風景がメインだったので

ちょっと残念は状態だったけどそれでも棚田と海の風景は

素晴らしい。


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青空の下に広がる青い海と青い棚田。


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日本に産まれて良かったな。

(そう思いながらわたしは一生を終えたい)



爪ヶ坂の棚田からは

肥前町の半島の先へ向かいます。

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風車を見ながら「駄竹の棚田」

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ガードレールに手作りの棚田の案内の看板がくくり付けられただけの

超ローカルなスポットだけどなんとも

とっても美しい棚田じゃないですか。


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佐賀県が全国の県の魅力度が何位だって関係ないと思う風景です。



こんな胸のすくような海と棚田の景色のすぐ近くには

こんな滝だってあるんだから。

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「男滝」


台風も風だけであまり雨を持って来なかったので

水量がショボイ。

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柱状節理が崩壊したような岩肌の滝で

近くには女滝もあるけど寄るのはこの男滝だけ。

(さらにショボそうだもん)



男滝からそのまま進めば次の目的地へ行けそうだったけど

めっちゃ酷道っぽいのでk317に引き返して迂回して

「住吉神社」

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半島の中央にポツンとある神社。


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アールがきつい二連の太古橋の下には

亀が甲羅干しする平和な風景。

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御朱印ももらえなさそうな神社だけど

狛犬がとっても個性的。


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古そうな狛犬から

灯篭の上で2足立ちする狛犬。


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吽形の方は逆立ちしてました。



参道の本殿に一番近い場所の狛犬・・・


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鬼の形相です。

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こんなのに噛まれたくないわ~。


本殿は木目が美しい立派な様式です。

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またこの佐賀にも笑ってたくさんの人が

来るようになりますように。


広い境内は大きな樟もあって

休憩にはピッタリでした。

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走ってる時は涼しいけど

停まって日向に出ると暑い日だったので

木漏れ日がつくる日陰の心地よさは格別でした。


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住吉神社から半島に東側へ行くと

京泊漁港があるので寄ってみます。



すると漁港の奥に1本の大きな木が見えたので

向かってみると小さな神社がありました。

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その境内にある大きな銀杏。

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立派な巨木だけど塩害のためか

葉っぱがほとんど落ちちゃってます。



こうして半島をグルっと巡って風車ロードを走りながら

そろそろ呼子に行ってイカでも食べようかな?と時計を見る・・・

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ん?待てよ。


ランチ時間に行くと人が多いので時間を遅らせて行こうと

思ってたのにまだ早いぞ。


なんで?




アッ!


サワラを見た後に福島に渡ってイロハ島を見ようと

思ってたの忘れとった。


どうする?


3秒考えて

コンビニで先にスイーツを食べて

更にお客の少ない時間にイカを食べようということにして

イロハ島を望む福島に引き返しました。


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信号が無くて道も良いので何キロ戻ったって

ぜんぜん苦になんないんですよ。



むしろその分だけ多く楽しめるのがバイクというもの。

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特に何もない島だけど

入り組んだ地形がよく見える景色がすごくいい島なんです。


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綺麗でしょう?



この風景を山の上から眺めれる場所が

寄りたかった場所。


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展望台もあるけど圧倒的に見晴らしがいいのは

「道から」(笑)

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ほら。



この真下がさっき銀ガメ号を停めた海岸です。

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イロハ島って名前の島があるわけじゃなく

このポコポコと浮かぶ小さな島全部の風景をイロハ島と言います。

(阿蘇山という名前の山はないけど全部で阿蘇山と言うのと同じ)

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砂地の地形なのか

海の色がすごく綺麗。


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始めての場所じゃないのに

綺麗なので同じような写真をいっぱい撮ってしまったよ。


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雲が動く日だったので

同じようなアングルの写真でも全部違って見えて

選択に迷ってしまう。




こうして順番がへんちくりんになっちゃったけど

お口がイカ星人モードなので呼子を目指します。


スイスイ~と呼子が近付いたところのセルフスタンドで

まずは銀ガメ号さんのお食事。

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給油してると店員さんから「響さんですよね」と

声を掛けてもらったよ。


ブログを読んでくれてるなんて

既得な方いたものです(笑)



お仕事中だったので

その後はお互い軽く会釈するだけでスタンドを出て呼子。

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一番賑わうはずの漁港を通って見るけど

ほとんどのお店が閉まっとる。


コロナの影響?


平日だからだよね?



な~んにも調べずに来るのでよくこんな事に直面しちゃうのですが

大丈夫。



「わたくし引き出し多いので」

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加部島に渡る呼子大橋が怖いので

手短なお店を探してみたけど結局島に渡って

いつものお店でイカを食べます。



ランチタイムから少し遅らせるつもりがいっぱい遅らせたので

お客は私以外に1組だけでした。

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これですよ。


呼子のイカと言えばこの透明で活きてるイカです。


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見つめられながら食べるのにも

すっかり慣れました。



コリッコリで最高!



それと刺身部分を食べ終わった後に

ゲソ部分を天ぷらにしてくれるのがたまらなく好きなんだよね。

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汁に付けて食べても良いし

塩で食べても最高!



昼ご飯のお値段としては

けっこうご褒美的な金額だけど久しぶりの佐賀県入り祝いって事にしよう。




イカ星人の欲望を満たしたら

怖い呼子大橋を戻ります。

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これ、渡んないと帰れないからな。



前を走る水色の車のテールランプだけを見て渡り切ったら

お待たせしました。



本日もありますよ。



「隧道が好きだ」

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わたしの大好物のバイクで行ける隧道。

(歩かなくていいから)



トンネルの形ですぐ解ると思うけど

鉄道のトンネルの跡です。

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呼子線の未開通部分になるのかどうかわかんないけど

廃線になった後は一部はこんな風に車が通れるように

アスファルト舗装されてるようです。


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しかし行けばわかるけど絶対通る人おらんと断言できる

雰囲気を感じます。



何個も隧道を巡ってるわたしの積み重ねた細胞がそう言っています。


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通る人がおるんなら電気とか点けん?



せっかくなので

バイクでトンネルを通ってみました。

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う~ん、道は続いてるっちゃあ

続いてるけどな~。


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車で間違って入った人は泣きながら全部バックだよ(笑)


リアガラスに何か人のようなものが張り付いてたって

後をみながら真っ暗なトンネルをバックだよ。

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バイクなら舗装されてるし行けそうな広さはあるけど

ヤバイ感じがするのでここは引き返します。

(藪の草には毛虫がいっぱいだし)



しっかりしたトンネルなのに反対は「廃」な感じが

すごく面白いトンネル探検でした。



では帰りま~す。



帰りもまた同じガソリンスタンドの前を通過すると

ちょうど表に出てたので手を振って別れましたが

ブログを読んでくれてるって言ってたので

呼子にイカを食べにと隧道しか行ってないのがバレバレで

ちょっと恥ずかしい。



帰りもケチケチコースで

タダの高速を走って下道の峠を下ると陽が短くなったこともあって

薄暗くなってきました。

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ガレージに着く前に給油して

今日のツーリングはおしまい。


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金色の穂が棚田に揺れる風景を見に行ったけど

それとは別な美しさにいっぱい出会えたツーリングでした。



それでは長らくの御乗車ありがとうございました。

お忘れ物のなきように島に上陸する準備をして

次回の御乗車をお待ち申し上げます。



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