釈泉寺円筒分水 [廃墟＆近代化遺産]
富山県上市町
にある・・・ま～るい奴。
「釈泉寺円筒分水」
水田に公平に水を分配する
美しい利水施設です。
水源は横を流れる上市川の上流にある水門から。
発電所から用水路を通じて
分水工に向かっています。
分水工や水路は新しくなっているが
昭和２６年から昭和３４年にかけて作られた一部がこの導入部分に
残っています。
水路に入った水は
カヌーで遊べそうな激流になって
いちど地下に入ったのちサイフォンの原理で直径９．３ｍの
分水工の中央から湧き出ます。
湧き出た水は高さが均一な円筒の淵から
あふれ出て綺麗に等分に分けられます。
円形分水では７：３や４：４：２などと
分けられることもあるけどここは綺麗に２等分みたい。
こうして流れ出た水は
富山の美味しいお米となって私たちの食卓に上がる事になります。
本来は地味な存在な円形分水だけど
ここは綺麗に整備れて安心して見学ができるようになっていました。
北アルプスから流れ出る
雪解け水がまるい奴から湧き出るシーンを思い浮かべながら
食べる富山産のお米は格別。
以上、ホームシックになりそうな遠くから
響がお送りいたしました。
