最初にゆうときます。

「登山ではない」と・・・



では5時に家を出て

2時間ちょっとで大分県の湧蓋山(わいた)の登山口に到着です。





いつも利用するわいた温泉郷からさらに2kmほど

林道を登ると車が数十台停めれるスペースがあります。





この駐車場で登山靴に履き替えて湧蓋山へGO!



すこし牧場と兼用の林道を登ると

登山道になりますがいきなり草原だよ。



ず~~~と上に湧蓋山の山頂が見える(汗)


登山道があるはずの草原は梅雨が明けてずっと天気だったので

ススキが伸び放題。


山開きは終わってるけど草刈はされない場所なの?


とりあえず登頂を開始しますが

こんな場所はポールは1本で良さそう。



やっぱりあると楽。


草は伸びてるものの

登山道らしい痕跡はわかるし草はポールでかき分けれるため問題はないけど

涼しい時間と場所を選んできたはずなのにすでに暑い。




ススキばかりの登山道ですが

登山道を確認するため足元を見ながら歩くと

オカトラノオや夏らしい野草が咲いててほっとさせられます。





さらに登って草原エリアの半分ちょっとまで上がって来ました。





暑い。



たまに吹く風は高原なので

それなりに涼しいのだけど日蔭がないのはつらいぞ。



樹があってもこれだし ↓





葉っぱプリーーズ!



草原を超えると樹木エリアに入るのだけど

なんだかまだ身体が夏に慣れてないためか水の消費が早いのよ。



1.5Lの水を持って来てるけど

1本目の水筒が終わりそう。



草原エリアの一番高い場所まで来たところで

今日の体調だと上まで上がるのは無理と英断を下して

高原のトレッキングに変更しました。

(登山では自分の体調を見極めることは重要だぞ)



湧蓋山から下山して

久住連山の麓の長者原まで移動。




いつも避暑散歩で歩いてる蓼原湿原から

原生林の中を歩く遊歩道へ。





木陰って素晴らしい!



涼しいとまでは言わないけど

普通に歩けます。





久し振りに来たけど

原生林の中の歩道の木道が新しくなっていました。





森の環境にも歩く人にもやさしい歩道でございます。


その歩道を歩いてると周りは

苔だらけ。




この苔好きなんだよね~。



できれば家の庭石にこの苔を生やしたいけど

たぶん高原の湿潤な空気がないと枯れちゃうだろうな。



苔の横には小さなキノコ。




例年なら何種類ものキノコがみれるのだけど

今日はこれだけ。



たぶん大雨で表面の腐葉土が減ったからかもしれません。



原生林を抜けて

鉱山道路に出ると・・・





アレレ?


ここにも大雨の爪痕が・・・(汗)



今日はこの鉱山道路を硫黄谷がよく見える場所まで

登ろうと思ってたのに無理みたい。




道がない(汗)


仕方ないので引き返します。




原生林の遊歩道を戻った先に

雨が池と坊がヅル方面へ分岐する道があるので

雨が池の方に行ってみることに変更。





2.4kmかぁ・・・


今まで低山登山してた距離が1.4kmとかだったので

ちょっと時間的に無理かな?



九州の名山を登ってた頃は坊ヶヅルを経由する登山をしたことがないので

行った事がないし行けるところまで行ってみることにしよう。




再び原生林の奥深くへ入って行きますが

ずっと水の音がしててしかも涼しい。



川の源流らしい風景に交じって

登山道も川になっとる。




避けようがない(笑)



でも問題ない。




新しい登山靴は防水だもん。

(赤いのは天然の温泉成分の色です)



さらに進むと登山らしい道になるけど

勾配が緩いのでそれほどキツくない。




周りの風景をみたりカメラ出す余裕あるし。



登山道の横には大きなミズナラの樹もありました。



しかしここでスマホを出して位置を見ると

まだ半分も来てない。



午後になると山は急に夕立が降ったりするので

今日はここまでにしておこうかな。



最初から坊ヶヅルを目的地にしてたら行けたかもしれないけど

靴もリュックもポールからすべてまだ慣らしだし

これでいいと。



蓼原湿原まで戻って

のんびり湿原の中を歩きます。




夏で草が伸びてあまり花が見つけれないけど

咲いてる花を探すのも楽しい。





木道から降りれないけど

なんとか見れる位置に咲いてくれてたシモツケソウ。





可愛いピンクの花を見付けて立ち上がると

さっき途中まで登った森が見えます。





あの一番低くなってる場所を超えたら

坊ヶヅルだと思う。



美しいくじゅうの連山を望む

木道の脇に咲いてる黄色い花はハンカイソウ。




園芸種と違って野草なので単体で見るとあまり綺麗じゃないけど

群生してる場所はそれなりに見ごたえがあります。



蜂やアブに交じってヒョウモンチョウもこの花が好きらしい。




わたしは蜜よりおにぎりかな?





すこしお昼を過ぎてしまったけど

ここでランチタイム。





コンビニのおにぎりだけど

この景色と空気のおかげで絶品でございます。



ランチの後は湿原の外周をゆっくり歩いて

最後にヒゴタイ。





ちょうど咲きはじめのツンツン具合が

可愛い状態でした。





この花を高原で見ると「夏だな~」って実感します。

(もう汗いっぱいかいてるので実感しまくってますが)





湿原から戻って

軽いスニーカーに履き替えて帰路へ。



豪雨災害で由布院から杷木インターまで高速がタダなので

日田インターまで利用させていただき無事夏のトレッキングはおしまい。


夏は特に山頂にこだわらなくても十分楽しめるのが

解った日でもありました。



つづく。



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