「6月の一週目の響の休日」



自粛期間から始めた健康維持活動にずっと

歩きやすいラン&ウォーキング用の靴を使っていたのだけど

滑りやすい登山道だと踏ん張りが効かず必要以上に

筋肉を使うので「楽は金で買え」と言う響家の家訓通りに

トレッキングシューズを購入。





こればかりは好きなメーカーとか値段やデザインだけじゃなく

お店で実際に履く厚みのソックスを履いて

自分にピッタリな物を選ばないとダメ。


それとわたしのように低山やトレッキングだと

ネットで選び方を見るとローカットシューズなどが勧められる場合もあるけど

使える幅を考えると断然ミドルカットが良いです。


もっと上級用になるとハイカットで

岩場でも足の指先に力が伝わりやすい硬いソールの靴もあるけど

どのメーカーでも「トレッキング&ウォーキング」と書かれた

ミドルカットのグレードを買えば

軽いしクッションも良くてほとんどの山でも使えると思います。

(かつて九州の名山を登った響が言うのだから間違いない)・・・・かも






見た目がカジュアルな奴とかワイヤーをダイヤルで締める靴など

色々履いてわたしにピッタリそうだったのは

Columbiaのセイバー4ミッドアウトドライと言うモデル。



結局典型的な日本人体形のわたしは

定番モデルに落ち着くわけね。



いつもなら健康トレッキングは午前中だけにしてるのだけど

今日は靴を買ってからなので午後の遅い時間からテストと慣らしで

軽く登ってみようと思います。



登るのは市内にある

こんな池から。



赤煉瓦がかっこいいでしょ?



煙突に見えるかもしれないけど

これは取水塔でございます。



背後に見える山がこれから登る「矢筈山」



池の横の駐車場から矢筈山に向けて歩きだしますが

山頂にキャンプ場があるので

登山道と言うより車道を歩くことになります。



でも関係者しか通れないので

山頂まで歩くしかないのよ。



ブログを始めた頃

廃墟ばかり巡ってた時に登って以来なので

どのくらい歩けばいいのかさっぱり忘れてる。




道は車が通れる幅はあるけど

ずっとガタガタ道。




歩きやすいけど

ダラダラと長く感じます。


ダートなので小石がゴロゴロしてますが

登山靴は石のゴツゴツをあまり伝えないため楽。




本当の登山だと紐を登りは足首をすこし緩めて足首を曲げやすくして

下りはしっかり足首まで締めるのが基本だけど

元から柔らかいので登りも下りも普通の締め方のままでOK。





登ってはヘアピンカーブ

また登ってはヘアピンを繰り返す単調な登山道だけど

オリエンテーリングのような番号が設置されていて

歩きながらそれを見つけるのが楽しくなります。




ゲートのところに11番の伊之助が貼ってあって

進むにつれてカウントダウンしていくため

どれくらい登ってるのか判るので心が折れやすいわたしには助かる。



1番のメジロ(ウグイス?)を過ぎると

キャンプ場の門が見えてきました。



キャンプ場は閉園してるようなので

だ~れも居ない。




頂上へ向かうためキャンプ場に

入って行くと関門要塞の兵舎跡がドーン!





日露戦争時代の使われなかった関門要塞の砲台跡だけど

今はキャンプ場の倉庫なんかに使われるよ。





キャンプ場が閉まってるので

廃墟感たっぷりで震える。



この兵舎の上から少し進むと山頂です。





たった266mしかないけど

そこそこ下から歩くのでいい運動になるんだよ。




それにたった266でも眺めは素晴らしいんだから。




周防灘方面 ドーーン!






わたしが遠征ツーリングで利用する

阪九フェリーの埠頭や北九州空港が一望。





チックショーーー!

行けるようになったら乗りまくってやる。




そして反対の関門海峡側 ドーーーン!





午前中だったらもっと空気が澄んでたかもしれないけど

北九州らしい工場がいっぱいの風景と海峡のある景色。





浮きながら傾き始めた日差しで

キラキラする関門海峡を眺めます。




吹き抜ける涼しい風に乗って

街の雑踏がノイズが船のエンジン音と混じって聞こえる風景。



行きかう大型船をのんびりと眺めたいけど

歩くのが目的なのでそろそろ下山。





要塞跡を抜けて

帰りも同じ道。





山頂に着いたときは誰も居なかったけど

すぐ下に街がある山なので近所の人が夕方の散歩で

登ってくるようになりました。

(散歩なのか?登山なのか?)




↑ 動物っ!


ゲートを抜けて車道を歩いてると

狸?




一瞬本物と思っちゃうほどリアルな大きさだぞ。


近くにはリアルなウリ坊。



そして猿。




みんな森の中の藪の中にあるので

知らないで見ると本物かと思って二度見するよ。





たぶんもうスタートした池の周辺にある公園の

敷地に入ってるからこんな動物が設置されてるのかな。





公園内には咲き始めの紫陽花。





今年は紫陽花を見る観光も出来ないかもしれないので

道端で見つける紫陽花でもうれしい。




水辺が近いのでカゲロウも。




と、言うことで靴の慣らしがメインでしたが

久し振りに登る矢筈山はほぼ初めて登った時の同じくらい

新鮮な気持ちで楽しめました。





これから暑くなるので

靴も買ったし自転車より登山の出番が増えるかも。

(もちろんバイクにも乗るよ)