緊急事態宣言が解除されて
最初に迎えた響の休日。
バイクにもカビが生えそうなほど放置していたので
久し振りに乗って来ました。
宣言が解除されたとはいえ
県をまたいで遠くへ行けないため
福岡県を長方形にデフォルメした時
右上の端っこの自宅から一番遠い左下の角に行こうと思います。
南下するためR322を走ってると
水を汲める場所があるので停車。
古処山からの湧水。
湧水をポリタンクで持ち帰るときは
協力金として100円を納めますがわたしが分けてもらうのはこれだけ。
ずっと出っ放しの水をすこし分けてもらったよ。
水を汲んでふっと足元を見ると・・・
可愛い足跡を発見。
爪の痕があるから犬か?
タダで水を汲んだら八丁トンネルを抜けて秋月に入りま~す。
旧道へ入ってさらに旧街道へ
始めて通ったけど
とってもいい雰囲気でございます。
街道の安全を見守ってくれてる
お地蔵さん。
羨ましいくらい顔が小さい。
と言うか半分無くなってる?(笑)
道は観光の車など入ってくるような場所じゃないので
ガードレールも無い昔ながらの風情が残っています。
結局元の車道に合流しちゃうのだけど
久し振りに知らない道を走ってワクワク感を楽しめました。
秋月からは筑後川
平野の中の道を適当に選んで走ってると
ポピー畑がありました。
今年は出かけれないので
見ることはないと思ってたけど小さいながらも
咲いてる場所を見つけれてラッキー。
そんなポピーの咲き乱れる道の先には耳納連山。
あの山を越えるべくさらに南下。
しかし真南に向かってても
筑後川の支流がいっぱいあって
なかなかまっすぐ行けないんだよね~。
橋があるところまで遠回りしますがそれもまた楽し。
刈り取り前の麦秋を見ながら
合瀬耳納トンネルを抜けて星野村から八女方面へ。
しばらく長閑なk52を走ってると道沿いに見えてくる
「高良玉垂命神社」
本殿まで行かないけど
楼門好きなので楼門だけ見学。
村を見守ってくれてるみたいで
とってもほっこりする楼門です。
この楼門の真ん前にあるのが
綺麗な石積みの「宮ヶ原橋」
鬼殺隊が鬼を倒していた数年後の大正11年にできた橋です。
で、今日はこの橋の下でランチとするっ!
河原に茜ちゃんを停めて
座りやすそうな石を探す。
適当な石を見つけたら
買っておいたパンをいただくよ。
コンビニのランチだってせせらぎの音を聞きながら食べると
別格に美味しいんだから。
もちろん食後の珈琲用の湯沸かしも欠かしません。
古処山の天然水とヒノカミで沸かした
珈琲をいただく至福のひと時。
あ~、この幸せの時間を
しばらく忘れてたな~。
お腹も心も満たしたら
さらに八女市に向かって走ります。
え~っと・・・
街まで行くと行きすぎだから
この辺からかな?
ツーリングの勘がかなり鈍ってるようなので
素直にナビを起動させて本日の目的地に到着。
八女中央大茶園。
空気までカテキンが入ってるような気がする
爽快な眺めだよ。
6月になると八十八夜でどんどん摘まれていくので
綺麗な新緑の緑を見るなら今かな?と思って来てみました。
ヘルメットを脱いでマスクも外して
深呼吸。
お茶のグリーンは目にも優しい。
茶摘みの作業中のエリアもあるので
邪魔しないように広大な茶畑を見学させてもらいます。
大自然の草原も良いけど
この人の手で作り上げた幾何学模様もすてき。
グル~っと茶園を周って高台から。
午後を周ってるので
ちょっと暑いけど吹き抜ける風が気持ち良かった。
最後は茶畑ジドリ・・・
一人なので一人で三脚立てて
一人でシャッター押して一人で走って一人でカメラ回収。
広大なお茶の風景を見て目的を果たしたので
久留米側から耳納連山を回避して浮羽まで走って来ました。
ナビのログを見ると耳納連山を綺麗に一周したところで
小さな八幡宮に寄り道。
目的地とかじゃないけど
路地を通過してる時に狛犬が鳥っぽかったので
引き返して寄ってみたんだよ。
肥前鳥居をくぐって境内に入ると
狛犬もいらっしゃいますがその奥に白い狛鳥。
前に神社で見た時は鷽と言う鳥でしたが
ここは鳩らしい。
クルッポーー。
阿吽どっちも同じ顔っポー。
小さな神社と書いたけど
小さいながらも本殿の装飾はとても綺麗。
彫刻も細かく鮮やかで大事にされてるっポー。
交通安全&悪疫退散!
隈上正八幡宮に寄り道した後は
合所ダムの上流へ登ります。
これを登ると彼岸花が綺麗な棚田があるのですが
いまは田植え時期を迎えて水を張ってる状態の棚田です。
水を入れた直後に来たかったけど
もう田植えが終わってる田んぼがいっぱい。
写真の映えだけを考えると
明朝とか夕景の時間がいいのだけど
日本の原風景に癒しを求めてるのでこれで大満足。
茜ちゃんを停めて
棚田の細い道を歩いてみるとイモリ発見。
水が綺麗なので
ウジャウジャいらっしゃいます。
道路も夜間に渡ろうとしたのか車に惹かれて
イモリ煎餅みたいになったやつがたくさんあるよ(汗)
生き物大好き※なので
棚田の風景よりこっちに夢中になってしまった。
(※蛇など一部の生き物は除く)
田植え中の耕運機のエンジンの音に交じって
モリアオガエルの鳴き声が谷にこだまする日本人てよかったと
思える場所。
わたしのツーリングにしてはスポットも少なく
簡素なツーリングだったけど久しぶりに走れたので
もうお腹いっぱい。
でも本当のお腹の方は
ペコペコに近かったので棚田の下でスイーツタイムです。
背後の砂防ダムが泣いて涎を垂らしてるけど
泣いたってあ~げない。
3時のおやつの後は
一気に走ってガレージに帰還。
久し振りに動かした茜ちゃんですが
な~んにも不具合もなく最後までわたしを楽しませてくれました。
燃費も財布にやさしくてサンキュー。
また走れるようなら
走れるうちにまたどっか行こう。
◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆
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