[レポートをのんびり書きすぎて3月中旬のレポです]


昨日山陰方面を走ったばかりですが

今日も走ります。





長門峡から家までノンストップで帰った

疲れが微妙に残るし今日はマイナーな隧道探しをすたいので

茜ちゃんが相棒。





朝の平成筑豊鉄道の勾金駅

(※まがりかねえきと読みな)



通学や通勤の人が居そうな時間帯だけど

誰もいません。


まぁ、誰も居ない事を知ってるので

ここを選んだんだけどね。

(目印になってトイレさえあればいいのよ)



ってことで

「おはようございます」



「昨日ぶり~~!」


どうせ今日も一緒に走る事になってたので

昨日は解散式もなにもせずにノンストップで帰宅したのでした。



のんびりと出発の準備をしてると

駅向いの家の猫がいってらっしゃいと言ってます。



道路が目の前の為か

リードに繋がれて玄関の前でゴロンとしてたけど

アメショーかな?


「行ってきます」とこうさんが挨拶すると・・・





微妙に嫌がっとる(笑)



もちっこさんが触ると・・・





こいつ女好きだぞ。



では隧道探しツーリングなので

スタートも平成筑豊鉄道のトンネルから。



「行ってきま~す」



レインボーな隧道からはアグリラインをフルステージ走って


宇佐を抜けます。




安心院(あじむ)からk50で南下。




3月の半ば後半だけど

桜もチラホラの状態でした。




仙の岩も菜の花の道になって

綺麗ですがここには寄らずにすぐ先の八幡宮。




ほんとうは深見五重塔でトイレのつもりだったのだけど

行きすぎちゃってUターンしてるとこの神社を見付けたので

寄ってみることにしました。




これも道を間違わないと出会えなかった

一期一会。





しかしこの何気なく見つけた神社なんだけど

神社なのに仁王像があるとですよ。




しかもちょっと骨格がごついお顔をしてる仁王像です。


苔の付着から見ても

かなり古そうな仁王像でその横に神社なので

当然のように狛犬もいるよ。。




本殿は素朴て特記するような事もないけど

ツーリングの安全と疫病退散をお願いして

トイレで寄るつもりだった深見五十塔へ移動。




何年ぶりだろう?



まだ大型バイクに乗り始めた頃に来た時は

入場料を取られた気がするけど今はおみやげ屋も閉店し

ひっそりとした公園のようになっていました。



お寺に見えるけとしまなみ海道で寄った耕三寺と同じく

実業家さんが母の為に建てられた菩提寺で

立派な仁王門もあります。




歴史的な重みは感じないけど

中にある木造の仁王像はすばらしい。




古くなって年輪の風合いが

良い感じになって来た気がします。



そして昔は周りの樹がすくなくて

遠くからどの角度からも見えていた五十塔。




今日は周り木々に邪魔されて

見えるはずが見えなかったので

一度通りすぎちゃったけど今見ても立派な塔でございます。


塔の前にある枝垂れ桜が満開だと

もっと良かったかもね。

(もう新緑になってると思います)



釘を一本も使用してない本格的な五重塔で

荒れてるかな?と心配したけど

ちゃんと朱色が綺麗なので改装などは行われているようです。





トイレ休憩だけのつもりが

がっつりと見学になりましたが深見からは

広域農道経由でk617をチョイス。





由布院方面へ向かえる道の中で

マイナールートな為まったく車が走っていません。





時々道幅が狭くなるけどバイクなので

なんの問題も無し。





むしろちびっ子バイクなので楽しいし。





三桁県道の終点(起点)に差し掛かると

kiyomakoさんと買いに来たことがあるパン屋さん。




「Oni Painカフェ」


開店が10:30で着いたのが10:29(笑)


なので一番にまだ他のお客がいない中で

ランチ用のパンを買い込めました。





パンが潰れたら嫌なので

袋を2重にしてもらってバッグの外に結び

城島高原の前を通過してk620で庄内方面へ。





この道も三桁県道なので

だ~れも走ってないけど途中にあった安楽寺の

枝垂れ桜が見事でした。




「枝振りが」


通った時はまだゼロ分咲きだったけど

先週くらいが見ごろだったかもしれないね。



道は先でk52と合流して道幅が広くなるけど

わたしはその直後から脇道へ入ってさらにこんな道に?ってほどの

廃道っぽい道に入りますがここが本日最初の「隧道が好きだ」の目的地。



名前は知らん。


庄内町の畑田ってところの旧道の隧道だけど

塞がれてないけど全面通行止の看板が立ってるよ。



バイクじゃ入んないけど

歩いて覗いてみると脆い凝灰岩を削って掘ったような隧道だ。




壁を触ると手に白い砂がつくし

地面にもうっすらと積もっています。



と、廃道なのでバイクを適当に停めて見学してたのだけど

木材を積んだ軽トラが2台突入してきたーーー!


しかもかなりのスピードで通過したので

積もったトンネルの粉塵が舞って内部が真っ白に(汗)



反対に回ってみるとこっちにも全面通行止って

看板がしっかり立ってるよ。



地元の人にとっては通れる道は通るという

暗黙のルールがあるのかな?(笑)


来ないと思ってたので焦ったわ。



隧道の入口の横には

開通の碑があるけど達筆すぎて

良く読めない。



では、次!




隧道を出るとR210を一度横切って再び

山の中に入りますが道を間違うことなく

2個目の隧道です。




ここも名前が書かれた表示もないので

名前はわからないけど龍原と言う地区にある

切通しがかっこいい隧道でございます。



反対側は太い導水管と隧道の風景も見れるんだよ。



ここもこんなマイナーな道なので

車も何も来ないだろうと思ってたら

なにわナンバーで助手席にブランドバックを何個も置いてる

マダムのベンツが来たぞ。



ウインドウが下がって通れるか聞いてきたので

国道へ抜けれますよと答えたもののバイクの横をすり抜けるのも

隧道を抜けるのも車幅感覚がいまいちなのか

こっちが合図してあげないといけないよ。



隧道の先はもっと道が細いけど

大丈夫なのか?


その先はしらん(笑)





隧道からはベンツが来た道を行くけど

最初は細いけど途中からめっちゃ快走路になりました。





始めて通ったけど

最高に気持ちが良い。



そんな良い景色の中で

今日のランチはココとする。




国道から離れてるためか

ベンチのある公園なんかある雰囲気じゃないので

適当に選んだ高台から景色を眺めながら買っておいたパンを食べましょう。





水路があって座りにくいけど

この景色を眺めながら食べるランチは最高。




もちろん湯沸かしもして

食後の珈琲も美味しくいただき後半戦へ。





庄内からは一気に南下して

豊後大野方面へ。





殆ど通る事のなかった道なので

途中からナビをセットして「朝倉文夫記念館」





広い敷地にはアート作品が設置されてるけど

現代アートは難しい。



記念館は開いてるのか閉まってるのか

よく分からなかったけどとにかく誰も居ません。




本当はチェーンソーアートの巨大な

猫を見に来たのだけど一足遅くて大分市の銀行がオブジェにするため

引き取った後でした。



お目当てにフラれてしまったけど

虫好きなのでこんな物を・・・




フルメタルでできた

セミの抜け殻(死骸?)




大きさはほぼJIS規格の1もちっこ。


わたしは抜け殻なら

何かに引っかかってるからこれは死骸だと

主張したのだけどよく見ると背中が割れてました。




抜け殻でよかった。


柵の上には石のテントウムシ。




意味不明のアートが並ぶ中で

足元のムスカリがめっちゃ可愛い。





バイクも花もやっぱり青が好き。



やたらと広い敷地の

谷側を見てみると枝垂れ桜が満開だよ。




脇に咲いてる椿も

これでもかっ!ってくらい八重先の品種で





椿とは思えないゴージャス感。


この谷に先には池があって

吊り橋も架かっていました。



こ~んなに低いのに

揺れると動けないせっちゃん。




さらにボヨンボヨンと揺らしながら歩く

悪魔な方たち。





ひっそりとした谷に悲鳴をこだまさせ

階段を上がって元の広場で集合。






では本日ラストの隧道へ向かいます。





向かうと言っても朝倉文夫記念館から

国道に向かう途中にあるので

なんの苦労もなく発見。




ここも同じく名前は知らん。



ただ朝地町の池田って場所にある隧道で

外観は普通だけど中がかっこいいのよ。




背が低くて細いので

洞窟感が強調されてかっこいい。



電気も点いてるので

怖くないのも良い(笑)




これまで隧道で車なんて来ないだろうと

言ってたら来ちゃったのでここでは

車が車通るかもしれないと言ってると最後まで何も来ないままだったよ。





もうこんな近い距離では撮れない最後の集合を撮ったら

帰路へつきますが先程から青空がずっと白いんだよね。



車だと窓を閉めてたら気付かないかもしれないけど

どうも野焼きの香りがします。



この時期の野焼きと言えば阿蘇だ。



しかも竹田市周辺全部の空が白くなる規模と言ったら

阿蘇しかない。



走ってるとやっぱり燃えカスが降って来てました。




R442を瀬の本高原方面まで走ると

野焼き真っ最中だよ。





少し前に通った時は金色の草原でしたが

真っ黒け。





こうして阿蘇からその外輪山にかけての

広大な草原が維持されてるのだけど

お陰でランチ後はずっと薄曇りのような中だったよ。



なので風上側へ抜けると

真っ青な青空が復活。





焼きたてホヤホヤの丘で

せっちゃんが買ってたカレーパンでおやつタイムです。





隧道探検がメインでこんな時期だしスイーツタイムなんか

考えてなったのでちょうど良かった。


おやつ後はファームロードWaitaを走って

みんなで寄るのは初めての旧西里小学校のトトロ。




杉玉のような作り方でできてるトトロだけど

ほんと良く出来てるよ。





可愛い学校とトトロには

小さなバイクが似合う。




校舎のデザインが素敵すぎて

何かに利用しないのはもったいない気がします。



かつて学童が走り回ってたであろう

校庭で「ラジオ体操と言えば」のポーズのお題を出して

撮ってみた。



わたしの身体が硬いのは別にして

みんなポーズがバラバラで面白い。



ストレッチ休憩で心身ともにリラックスしたら

ファームロード~小石原越え。




昨日はノンストップで帰っちゃったので

今日はしっかり解散の為運休中のJR彦山駅に停まりました。





ここでトイレと解散の挨拶をして

のんびりといつも走り慣れた道を走る。




道なりに解散して

近所で給油を済ませて今日のツーリングはおしまい。





このツーリングの1週間後に

週末の外出自粛要請が出るのだけど

「密」な事例とまったく逆なスタイルとはいえ

暖かくなったのでそろそろ正式なマイナリストのツーリング企画も

上げようと思ってましたがしばらく延期だな。



今後は平日に一人で山奥とかになりそう。



本日の走行距離は昨日とあまり変わらない365.4km。



燃費は竹田市街地で入れたガソリンが

いまいち悪かったようで全然スピードが出なくて

アクセルを開けるためあまり伸びませんでした。

(4人とも同じ症状)



◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆