今日はいつか巡ろうと思っていた神様巡りをします。



なぜ思い立ったらすぐに巡らなかったかったかというと

一言で「めんどくさい」から(笑)



神様が祀られてる場所がなんといっても

劇的に映えなし小さな町の中でチマチマと探さないと

いけないこともあって後回しになってたのよ。


そんな地味な場所を巡るのに

みんなを誘うわけにはいかず祝日ですがソロで行く予定で準備開始。





そして迎えたツーリングの朝。


行先は熊本県の和水町と書いて「なごみまち」と読む

とってものどかでなごむ場所へ向かって九州道の基山PAで

優雅に朝食。



するといつの間にか見慣れた顔ぶれが・・・




めんどくさい場所だから一人で行くって言ったけど

一緒に巡ることになりました。


寂しがり屋か?



知らんよ~

たぶんUターン地獄になるぞ。





ご近所さんメンバー5台で九州道を下って

八女ICで降ります。





R3をすこしだけ走って旧道から

谷川梅園を目指す。





川沿いを走ってその上が梅園のはずなんだけど

登り口がわかんない。





周辺をウロウロして近所の方に聞いて無事に到着。




(Uターン:3/12)


そのままバイクで梅園に入って

通過するだけでよかったのだけど祝日で

梅まつりの為車両は入れなくなっていました。





まだ祭りが始まる前の時間なので

バイクでは入れなかったけどほぼ貸切だよ。





白梅が多いので

鑑賞用じゃなくて「畑」だね。





ゴージャス感はないけど

いかにも日本的な素朴な感じが素敵。





広い梅園なのでのんびりと巡ることができるのですが

実は目的は梅じゃございません。



響ツーリングだもん。



目的は梅園の中にある隧道。




本日もブレる事無く

「隧道が好きだ」のスポットでございます。





何も書かれてないので名前はわかんけど

一歩中に入るとかっこいい隧道なのでした。





めっちゃ素掘り。





触って見るとポロポロと表面が

削れます。


歩いて反対側まで抜けると

こっちも入口だけコンクリートでした。




やっぱり隧道名とか書かれた

プレートは無いな。





久しぶりにど~でも良いことで

爆笑しつつ集合も終え同じ梅園の中にある立花ワインを貯蔵する

トンネルも覗きます。





まだ祭りが始まってないので

中には入れないらしく入口から覗いただけで

梅園の端っこまで行ってみました。





梅園の入り口を探すのに

何度も通った川沿いの道が下に見える。





鳥居の後ろに見えるのは

八女茶をつくる工場の煙突です。



ではバイクに戻ってR3をしばらく南下したら

k6へ




小さな峠を抜けたところで

上十町のイチイガシ。




神社の境内にあるみたいなので

バイクを下に停めて神社の階段を上がります。




小さな拝殿の横に

でっかいイチイガシ。





樹齢800年で

幹回りは8.5m


なによりも樹高が25mとすごく高いイチイガシの巨木だ。



800年も生きたパワーに

五十肩が早く治るようにすがったらバイクに戻って

バイクを停めた路地からUターンして和水町方面へ。

(Uターン:4/12)



これから八つの神様を巡るエリアに入りますが

その前にランチ。


候補にしてたカレー屋さんの場所がわからず

Uターン2回(笑)

(Uターン:6/12)



結局クローズだったのでもう一つの候補のお店へ。



「Cafe雑貨屋さん MOTO」


今日のランチはココとするっ。

(お店を一度行き過ぎたのでUターン:7/12)




お店の名前の「MOTO」より小龍包の看板が目立ったので

通り過ぎちゃったけど

ランチは基本的に洋食です。



ハンバーグと迷ってカツ定食。


ペロっと美味しく完食して

いよいよメインの八つの神様巡りを開始します。



八つの神様の内訳はこんな感じ ↓


(編集:ひびき)


身体にまつわる八柱の神様がわたしたちを待ってるので

まずは位置的に廻りやすい位置にある手足の神様から。





和水町の主要道はこんな感じ信号もなく

車も走ってないので快適。



ナビに位置を入れてたので

簡単に一ヶ所目。




バイクを停めた農家の納屋の前には

ちゃんと案内板もありました。





すこし歩くと底なし沼みたいな

沼の先に祠があるようです。





はい、手足の神様に到着。





最初だから説明するけど

基本的に全部こんな感じの地味な場所だよ(笑)



立山の足手荒神の分霊が祀られてる場所で

先ほと見た底なし沼みたいな池は白い水が湧き出る

「竜神がくれた乳の水」と言うらしい。





手足ポーズ?をとったら路地から引き返して

目の神様へ。

(Uターン:8/12)




ここっぽい。





戦国時代に傷ついた敵の武将を

村人が殺して「岩本さん」として祀られてる場所らしい。

(コワっ)



どうしてなのか今では

目の病に霊験あらたかな神様として信仰されてるようです。




「これ以上老眼が進みませんように」




じゃ、次!





いぼ石さんと呼ばれ

イボ取りに効能がある神様だよ。

(せっちゃんはイボ痔?)




んじゃ、次!




道路脇に「胃の神様」の案内板を見つけて

停まりますがなぜか自由に使っていい杖が置いてるよ。


やな予感・・・



やっぱり・・・





プチ登山じゃったわ。






山頂まで行くのかと覚悟を決めてると

その少し手前に祠がありました。



胃の神様のはずだけど

なぜか三猿が奉納されてる。




説明によると祭神は徳川家康らしい。


なるほどね。



それでも胃とどうつながるのか不明だけど

胃の神様です。




胃のポーズを決めたら

下って次っ!



はい、到着。



「性・腰の神様」



境内には予想通りの物がいっぱい鎮座されております。



農耕開拓の守護神であるとともに

子孫繁栄や夫婦和合の神様です。




なぜかここにいる時間が一番長かったのと

初めて他の参拝客を見たわ(笑)



その後は八つの神様の中で一番

場所がわかりにくかった「歯の神様」



重ねられた墓標が歯に似てるかららしく

室町時代や鎌倉時代の物なんだって。


細い道の廃屋の前で行き止まりになるので

そこでUターンします。

(Uターン:9/12)



え~っと今何個目?


6個?



だんだん何個回ったかわかんなくなるし

ヘルメットを脱ぐのも面倒になるぞ。



「命の神様」



ここはバイクで横付けできる

命にやさしい神様でした。

(Uターン:10/12)



後は耳の神様を残すのみですが

ルート上にこの八つの神様の強くかかわる

山森阿蘇神社があるので寄りま~す。





楼門好きのわたしにはたまらない楼門。


それとかわいい狛犬。




ここでしっかりツーリングの安全を

願っておきます。





そうそう、今回のツーリングは

令和2年初のマスツーリングで2月だけど挨拶が

「明けましておめでとう」でした。


年が変わっても変わらない顔ぶれだけど

ヘルメットが変わっとる。



わたしがWINSのカーボンヘルメットを買ったら

すぐにせつらさんとこうさんも購入。


OGKカブト率の高い集まりだったのが

いきなりいままで居なかったWINSだらけになったぞ。

(仲良しすぎるやろ)



では八つの神様最後の「耳の神様」





耳の神様は竹林の中にありました。


柳川城主の立花宗茂の家人の

柳川由布大炊助の墓で戦のさなか耳が不自由だったため

危険を知らせる声が聞こえず討ち死にし

村人が丁重に供養してる場所らしい。




今までで一番立派な祠かも。



はい、これで無事に八つの神様巡りコンプリート。




コンプリートを祝して集合写真を撮ったら

Uターン。

(Uターン:11/12)



この後は近くに去年の大河ドラマの主人公になった

金栗四三の生家なんかもあるけど

唯一途中で見なくなったドラマだしスイーツタイムにしようと思います。



甘党のこうさんが近くのお店をリサーチしてくれてたので

案内を頼みました。




隣町の

南関町にあるCafeレストラン松風。




カレーうどんの幟があがってるけど

このレストランはパフェのメニューの多さが日本一なのだ。



600種類くらいパフェがあって迷いだしたらきりがないので

写真が載ってるパフェから選びます。


多すぎてい名前も似たような名前で複雑になってるため

番号で注文するシステムだよ(笑)



出てきたパフェは数が多いだけじゃなく

しっかり美味しい。




わたしはくまモン。


これは全種類制覇は難しいけど

通って食べ比べしたくなるよ。



スイーツタイムからは近くに隧道があるので

ご案内。



の、はずだったのだけど

運悪く工事中で通過できませんでした。




隧道の出入り口の法面の工事らしく

竹林が刈られた斜面には謎の三連の穴が見えました。


なんだろう?



この隧道が開通する前の旧道とか横穴古墳?


近づけないけどこれが見れたのも

竹林が刈られてる時に来たわたしが持ってるって事でしょう。



通過できないので

ここでUターン(笑)

(Uターン:12/12)



最後は寄るつもりにしていた

大津山阿蘇神社へ。



楼門#59116;




楼門#59116;#59116;





楼門#59116;#59116;#59116;


門の中にはガラス戸で守られた

カラフルな狛犬がいました。



狛犬と言うか龍っぽいお顔。






下の鳥居から楼門の先に延びる階段は

全部で煩悩の数と同じ108段あるようです。


その階段の上がる手前にこんな

岩を発見。




「難関突破石」だって。


願いが突破できるように祈願する岩みたい。





ここでも五十肩治癒突破を願っておきます。






バーン!と大好きな楼門をくぐって

108段の階段。





本殿の周りは古い石灯篭が

取り囲んでいました。





すっごく雰囲気のいい神社だよ。



もちっこさんもご朱印をもらえたので

本日ラストの集合。




夕方まで遊んだけど

走った距離はぜんぜん大した事ないので

まだ元気。



とのじんとせっちゃんが給油しないと帰れないということで

店主のおじいちゃんの対応がすっごくのんびりなスタンドで

2台の給油待ち。



スタンドの真ん前にある製材所の

丸たの年輪を数えれるくらい待って

南関ICから高速に乗って基山PA。




祝日だったため警備員から車と別のエリアに

案内されてバイクを停めますが知らない間に

背後の斜面にダチョウがいっぱいいるじゃないか。



食用か?



あ、食用で思い出した。



ランチを食べたMOTOさんで

いきなりだんごじゃんけんでトノジンが負けて

買っておいたのでここで帰り分のカロリー補給。




う~ん、うま~い!



冷えててもいきなり食べても

安定のおいしさ。


ここで解散の挨拶をして

適当な場所でバラバラになってガレージに帰る前に給油。



無給油で走れるくらいの距離しか走ってないけど

バタバタと狭い範囲を走り回った忙しいツーリングでした。



すぐにエンジンを停める場面が多かったので

すこし燃費が落ちて20.8km/Lと言う結果でした。



こうして1日で祈願する神様の数の

最高新記録とUターンの記録を残す楽しいツーリングはおしまい。



◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆