朝しか晴れマークがない日々が続いていたそんな日。



今日も午後から雷マークが予報についているので

朝駆けツーリングです。





まぁ、降られたら合羽を着れば良いし

まだ暑いので多少濡れてもツーリングできるのだけど

どうせ走るなら涼しい午前中に走りたいってことで朝駆けツーリングを

してきました。





と、朝駆けと言ったものの

9時前に家を出るというのんびりな朝駆けになっちゃったため

遠くへ行かず大分県の日田から玖珠を廻りながら

滝でも巡っちゃおうという作戦で

まずはいつもの小石原越えで日田方面へ。





午後は30度を超える暑さになりそうですが

真夏と違って峠と日陰は涼しい。





まだ暑くなる前の日田を抜けて

天ケ瀬温泉郷へ入ったところにある桜滝に来てみました。





陽が上がって標高も無い場所なので

暑くなったところでマイナスイオンを浴びる我ながら

ステキなプラン(笑)




前に来た時は滝の遊歩道の入り口の隅っこにバイクなら

適当に置いて行けたけどTVで紹介されたためか離れたところの

駐車場に停めないといけなくなっていました。


と、言っても遊歩道まで30mくらいですが・・・(笑)



JR久大線の下をくぐって

滝の川沿いの遊歩道に入ると涼しくなるので

160m程度なら苦になりません。

(坂も階段もないというおじさんにやさしい滝なんです)



この滝は1度来てるのでどんな滝かは知ってるけど

ここのところの長雨で水量が多くて滝らしい滝になっていました。



「桜滝」



直曝の中に段々になってるところがあって

とっても美しい滝です。



滝壺の中は滝のしぶきで満たされていて

めっちゃ涼しい。。



レンズが一瞬で水滴まみれになります。

(α6500は防滴仕様なので御心配なく)←完全防水じゃないので過信は禁物


滝の周りはこの飛沫の恩恵で

緑の苔がフサフサ生えててこんな場所を好む

デンデン虫も元気でした。



ミスジマイマイか?





嫌いじゃないけど大きな個体を近くで見ると

お肌がけっこうグロテスクじゃな。





こうして本日一個目の滝見学完了。



のんびりと遊歩道を戻ってると

ハンミョウが帰り道を案内してくれました。



顔は凶暴だけどめっちゃ綺麗。



滝の駐車場からは天ケ瀬温泉の道沿いで

国道に向かいます。




滝の水量も多かったけど

本来綺麗な清流の玖珠川も雨の影響で水位は普通だけど

茶色く濁っています。


ちなみに写真中央の川にすこし突き出た岩のような物が見えるけど

丸見えの露天風呂です。


誰か入って見て。(女性希望)




温泉街から国道210号線に出ると

川と田園の風景を眺めながら走りますが

9月の一週目だけどもう彼岸花が咲いていました。





それほど好きな花ではないけど

咲き始めの濃い赤は綺麗だよね。





まだ緑が濃い里山に赤がポツポツと

季節を感じさせてくれます。



そんな道をしばらく走るとメジャーな場所ですが

「慈恩の滝」




①国道から見える
②道の駅もある
③二段の滝でしかも
④裏見の滝なんです。
⑤シェンロンもいて
⑤歩かないでバイクで横付けできる滝です。
⑥名前が公国っぽくて良い。


って事で歩くの嫌いな人にとっても

おすすめの滝でございます。




こちらも桜滝と同じく

水量がいつもより2割増し。



滝の端っこにはお勧めポイントでも書いてた通り

シェンロンがいらっしゃいます。




「上昇喜龍」と名前からして縁起がめっちゃいいのよ。





そんな龍の前に水晶玉があります。




本物?

まさかね。



でも運気上昇を願って滝のしずくが綺麗に乾くほど

さすって来ました。


上昇喜龍が棲む慈恩の滝。




見ての通り2段の滝なんだけど

上の段の滝つぼはまだ見た事がないです。



真正面から見てもあまりわからないのだけど

滝つぼの端に回り込むと滝に向かって道があります。




運気上昇を願うなら時計回りに行くと良いらしいけど

ビショ濡れになっちゃうため途中までしかいく気ないので反対側から。



しかし滝の裏に行く手前でもう濡れ始めます。



これ以上は帰りに風邪ひくので無理。



マイナスイオンもイオンになる前の肉眼で見える

水の分子もいっぱい吸い込んで御馳走様。




さぁ、そろそろ昼が近いので帰路につきましょう。






玖珠町から耶馬溪方面に抜けるルートで帰りますが

玖珠町を通過する時はすっかり入道雲に囲まれちゃってました。





夏っぽくて遠くから眺めるだけなら好きななんだけど

近くにいてほしくない雲だよね。



帰ってからスマホのニュースを見て知ったけど

わたしが通過して数時間後に警戒レベル4の雷雨に

なったみたい。





こちら晴れ男は運よく雷雲から逃げる方向に走って

深耶馬溪を通過中。





雨雲から遠ざかって余裕が出たので

沈下橋で休憩。





川の透明度がいまいちだけど

鮎を釣ってる人もいてのんびりムード満点です。





短い沈下橋だけど

こんな場所にバイクを停めると遠くに行きたい病が

ぐつぐつとたぎり始めるな。





普段通ってる道でも

脇道にそれるとちょっと新鮮。


こんな長閑な村にある商店のトトロ。




微妙なデフォルトが可愛い。



そんなプチな寄り道をしつつ

耶馬溪を抜けます。

(このプチな寄り道が運命の分かれ道)





山の風景が平地に変わると

残暑というより真夏の酷暑を感じる暑さになってきました。





アグリラインを快走するも空気はあまり快適じゃないです。


でも田んぼの緑と周防灘を望む青い空がめっちゃ綺麗。



こんな快晴のような天気を見て

安心してるとまさかの雨だよ。





チクショーー!


ここまで上手い具合に雨雲をすり抜けて来てたのに

パラパラだけど降られてしまった。


って、濡れても涼しくなるから良いんだけど後で

バイクを掃除するのがめんどうなんだよ。



パラパラだったけど

さっきまでドシャーーー!って降ってたらしく

山に通じる道が川みたいになっていて

アスファルトからもうもうと湯気が上がっています。



バイクは濡れたけどゲリラ豪雨は回避できたっぽい。


洗車は確定とあきらめがつくと

後は涼しくて快適。



しかし山を一個抜けると全然降って無くて

暑さが戻って参りました。



そのまま家の近くまでノンストップで走って来たけど

水分補給のため休憩。




自販機のある施設の敷地には

SLが森から顔だしています。





SLの代名詞ともいえる

D51です。





敷地内の公園に置かれてるD51で

保存状態もそこそこ綺麗に保たれています。





せっかく綺麗だし

動くようにしてほしいな。





SLを見ながら水分補給をしたら

朝のと同じ場所へ





まだ残暑が厳しいい昼下がりの田んぼの

ム~ンとする香りに包まれながら今日のツーリングはおしまい。





見てる青空の背後にはまた大きくなろうとしている

積乱雲が見えてるので帰りま~す。



なかなか1日遊ぶツーリングが出来ないけど

体力的に半日ツーリングがちょうどいいと思う今日この頃の響でありました。



◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆