健康維持するのにいろんな景色が見れるのが楽しくって

自転車ばかり乗ってるけど今日はしっかり自分の脚で歩きたいと思います。





やって来たのは市内にある平尾台。





いつもならバイクに乗りたいけど時間があまり無い時など

仕方なく選ぶ平尾台ですが

こんな時は有難さが身にしみる身近な自然でございます。


バイクでヒラヒラ~と上がる山道を車で上がって

茶ヶ床園地の駐車場から歩きま~す。





徒歩でしか入れないエリアに入るので

市内に住んでいながらなかなか目にしない風景を

お腹いっぱい詰め込みながらダイエットしたいと思います。





まずはカルスト台地らしい石灰石いっぱいの

激坂を登ります。

(後で山道を歩くのでこんなの楽な方なんだけどね)




とりあえず元気なうちに

ジドリしとこ。



あ、いつもバイクだと帽子を腰につけてるし

自転車だとヘルメットをかぶってるので帽子を忘れてしまったよ。





しかし眺めは野焼き後の緑もすっかり回復して

めっちゃ綺麗。





見える大きな石灰岩は外にありながら

山の斜面を伝う雨に削られて鍾乳石みたいな模様が出来てます。



こんな風景を見ながら進むと少しずつ岩の風景から

草原だけの風景に変わる。




道が果てしなく続いてる気がして

そろそろ引き返そうかなんて思っちゃうけど今日は

せめて鉄塔が見えるところまで行きたい。





途中行き先に迷うほど看板が出ますが

ずっとアスファルトの道ばかりだと登山気分にならないので

周防台側の丘へ登ってみます。




ハァハァ・・・


普通に道を歩いてたら良かった・・・




でも振り返ると絶景じゃないか。


景色がいいと元気が出ます。



名もなき小さな丘の頂上には

オキナグサの翁になった姿。




桜の頃に来たらまだ咲いてたのを見れたかも。



名もなき丘から周防台の方に行こうかとも思ったけど

そこはバイクでも来れるのでまた元の道に戻ります。



無駄に体力を使った気もしないではないけど

健康維持の為の歩きなので問題なし。



さらに進んで湿原の前までくると

もうここが市内だなんて思わなく感じてしまいます。



う~ん、やっぱり私は「福岡Love」



この頃になると

一応目標にしていた鉄塔が遠くに見えてきた。




道はず~~~と緩いながらも登りが続くので

ペースはゆっくり。



ゆっくり歩くので大好きなナルコユリも見付けれるよ。



覗かないと見れない花が

恥ずかしがり屋のわたしのようで大好き。




そんな野草と野鳥の声に元気を

貰いながらなんとか鉄塔を射程距離に追い詰めます。




あの鉄塔の先は下って反対側の街に降りる林道になると思うので

その手前から貫山へ向かう登山道へ入りました。

(なんで登山ルートを選んだのか自分でも不思議)




ガレた道をすこし上がるとさらに景色が良くなります。




いままで歩いてきた道を眼下に見下ろしながら

さらに進むと貫山方面の新緑がまぶしくなりました。





そうだ、天気が良かったので

さらに上からの眺めが見たいと言う好奇心があるから頑張れるんだな。





平尾台で一番高い貫山は次回に登るとして

本日で一番高い場所へやってきました。



霞んで見えないけど澄んでると

由布岳もしっかり見えそうな場所だ。



ここからゆっくり下り始めますが

下りながらの眺めも素敵。




こうして眺めると石灰岩の露出の分布が

よくわかるね。



カルスト地形を注意深く見てると

すり鉢状の窪みがたくさんある事に気付くと思います。



これはドリーネと言って

雨水が石灰岩を溶かして大きな窪みになった場所で

窪の下は鍾乳洞に繋がってるらしい。



なので危ないから近寄ったらダメよ。



なだらかなな道は草原の蛇の道みたいに

クネクネと曲がりながら下って再び石灰岩エリアへ

戻って来ました。



上がっていた息も平常になったため

再び足元の花に目をやる余裕が出ます。




カノコソウ(鹿の子草)



場所によってはウジャウジャと群生してて

いつも見るヒメハラナガツチバチも来てます。




リンドウは見つからなかったけど

同じく青くて好きなホタルカズラ。





同じ茎からつけた花でも咲き始めと終わりで

青かったりピンクだったりとマジョーラカラーみたいな花。



そんな身体はヘトヘトだけど

気持ちよくリフレッシュできたウォーキングでした。



ありがとう!


身近にありすぎて存在を軽く感じてた

平尾台に大感謝Dayでございます。


このウォーキングの為

数年ぶりにひっぱり出したランニングシューズ。




全体的にふくよかになってしまっていますが

つま先が痛いのは足も太った?



軽量素材の対応年数は短いと思うしクッションも

ヘタってるだろうから新しいの買おう。





つま先を労りながらテクテクと最後の坂を下ると

来る時に上がってきた道に戻って本日のウォーキングはおしまい。



筋肉痛出るかな~と思ってたけど

意外と大丈夫だったのでまたどっか近い山を探して

登ろうかな。