御前崎灯台 [廃墟&近代化遺産]
5月の御前崎の海岸線。
ハマヒルガオが咲く海岸の道から
見上げると見えて来る白亜の灯台。
岬周辺は御前崎遠州灘県立自然公園になっているため
遊歩道も整備されています。
その遊歩道から見える
灯台の頭部は古い大型灯台らしい形。
「御前崎灯台」
静岡県の御前崎の岬に建つ灯台で
1874年にイギリス人技師R・H・ブラントンの設計で建てられた
煉瓦造りの洋式灯台。
灯台50選に選ばれていて灯台の高さは22.5mで
海面からは54mになるそうです。
崖の上に建つため高さはそれほどないけど
灯台に登れる数少ない灯台の一つとなっています。
なので登りま~す。
小さなアールで目が回りそうな螺旋階段の途中には
洋式灯台らしくランプを置く台が設置されてる。
使って無いけどオシャレ。
灯台は上に行くほど細くなってるため
螺旋階段も上に行くほどカーブかきつくなりますが
最後は梯子といっても良いような階段になります。
タラップを上がると塔頂部の床から
ひょっこり出る形。
レンズの真ん前に出れるけど
当初のフレネルレンズは戦時中に壊されたらしく
1949年(昭和24年)に新たなフレネルレンズに
換装されていますが灯台の上からの眺めが最高。
遠州灘独り占め。
灯台好きやバイク乗りなら一度は訪れてほしい
灯台からちょっぴり若い響がお送りいたしました。