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壱岐ツーリング2020 2日目 [ツーリング]



<・m= チュンチュン


壱岐ツーリング2日目の朝を迎えました。

1日目はここから




連泊なので必要な荷物だけ茜ちゃんに積むため

民宿の下駄を履いて玄関を出ると今日も良い天気。

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昨晩茜ちゃんの隣に停まっていた釣り竿を

3本くらいアマチュア無線のアンテナの様に装着した

釣り仕様のバイクはもう居ないので

早朝に出かけたのでしょう。



わたしは明日のフェリーで帰れば良いため

すこしのんびりな朝でございます。

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朝食がつくプランにしたのでしっかりいただきますが

これぞ日本の旅館の朝食って感じで嬉しい。


やっぱり味噌汁にはアオサが入ってて最高。



では部屋に戻ってツーリングの姿に変身して

壱岐2日目のスタートです。

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宿を出て島の中央部に広がる古墳時代の

集落のある田んぼエリア。

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広大なのでここだけ見たら島って感じはゼロだよ。



しかし島の東岸に突き出た場所へ行くと

これぞ「島」って風景に豹変。

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「左京鼻」


崖の先端の犯人が自白を始める場所に鳥居が

立ってるところにあるのが左京鼻龍神神社。



小さな祠が置いてあるだけですが

広大な海原の安全を見守ってくれている有難い龍神様です。

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岬からは荒々しい崖の風景が続きますが

反対側はピクニック気分になれる風景となっています。


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広くて気持ちが良いけど

ソリで遊ぶと海まで止まんないので注意な(笑)



では龍神様のいる崖で響を探せ!

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朝からダッシュして息を切らしながら

茜ちゃんに戻って左京鼻の道に戻ります。

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こんな場所にバイクを停めると

「あ~、今、島を旅してんだな~」ってしみじみ思うよ。


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撮りたいところで自由に停め放題。

(その代わり崖から落ちるのも自己責任)

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左京鼻から青島のある湾沿いの道を走り

一気に西の海岸へ。


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島の道は一本路地に入ると狭いけど

すこし大きな移動をする時はだいたいこんな綺麗な道なので

快適です。



快適な道からすこし狭い道に入ると

鬼の足跡に到着だよ。

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海岸はまるでゴルフ場の様な草原が広がっています。

(入口にしっかりゴルフ禁止って書かれてた)



思わず駆け出したくなるような

草原の先へ行くと見えるのがゴリラ岩。

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ゴリラの尖がった頭と似てる岩。

(似てると感じるかどうかは個人差があります)



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島の東岸は塩害で草が枯れ枯れだったけど

こっちは大丈夫みたいだね。


草原に端っこには波の浸食で出来た

鬼の足跡。

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あと2m上がれば真ん中って誰か教えてあげて。



鬼の足跡からほど近い場所に

壱岐で一番有名な岩があるけどそれは明日に見て帰るので

島の北端の町の勝本町を目指しましょう。


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島唯一の国道382で北上。


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島の車はゆっくりペースですが

ほとんど避けてくれるし農作業の為すぐに細い道に曲がるので

基本マイペースなまま走れます。



信号も無いのでノンストップで勝本町に入って

辰の島クルーズに到着。


茜ちゃんを漁港の端っこに停めて

受けつけをするとちょうど午前中最後の便の10分前に

間に合ったみたい。

(これを逃すと船長さんが昼休みに入るので午後1時過ぎまで無いの)

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連休と言うこともあってお客さんが多いため

観覧席を避けて船尾の風通しの良い場所をキープ。



4年前もこのクルーズを利用したけど

今回は無人島の辰の島上陸コースなのでワクワク。



まずは出航したら同じように遊覧コースを巡ってくれます。

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辰の島と若宮島の間の海域に入った瞬間に

海の色が変わる。


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波の浸食で出来た海の宮殿と言う名の付いたところですが

絵具を入れたような海の色がたまりません。

(実はこのエリアだけ前回のクルーズの時の方が綺麗でした)→2016年レポ


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ちょっと日本離れした風景が

震えるじゃございませんか。


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綺麗な場所で船を停止してくれますが

そのつどお客さんは船内を左右に忙しく移動します。



密を避けて船尾の端っこの椅子に

一番遠慮してるように座ってたわたしは実は

座ったまま全部が見える特等席なのでした(笑)

(これも2回目の利ってやつだな)

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遊覧船は辰の島と若宮島の間の海峡から抜けて

外海に出ます。


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ここからはもう船じゃないと絶対見れない

島らしい風景の連続です。


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マンモス岩と呼ばれてる岩からさらに外洋に出ると

面白いほど揺れる船。



船尾にいるのでそれほど感じないけど

たぶん前の方にいると一瞬の無重力を味わえる楽しい揺れが続くぞ。


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東シナ海側からはミルフィーユで出来てるような

しましまの断崖前壁。



その絶壁の上に人を発見。

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そう、今回は上陸コースを選んだので

わたしも後でそこに行くんだよ。


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う~ん、下から見上げてもお尻がムズムズする高さだ。



外海から再び内海側へ入るといよいよ上陸ですが

辰の島は無人島だけど海水浴場があるので

船を着岸させる桟橋が整備されてるためビーチサンダルのままでも安心。

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島に降り立つと島の崖に沿って歩けるように

歩道も整備されていました。


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海水浴場の小屋にジャケットを置いて

崖へ登り始めますがなかなかの強敵が見えてきた。


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それほど長く続く階段ではないけど

中途半端にキツイ長さなのよ。


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階段を登りきると風景がバーンと開けますが

崖の先端はまだ先らしい。


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柵からはみ出たら

東シナ海の藻屑になるのでしっかり遊歩道の真ん中を

歩いて行くと崖の頂上に到着。


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写真じゃ断崖絶壁の上って感じが

ほとんど伝わんないけど本人はできればずっと

四つん這いで歩きたい気分。


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でも折角来たのでギリギリを楽しみますよ。


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3年分くらいのお尻ムズムズ感を

堪能してしまったぞ。


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迎えの船まで50分くらしかなかったので

先端を急いだけどかなり余裕があるので

戻りながら蛇ヶ谷と呼ばれる入り組んだ浸食崖を見学。


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これ日本?



蛇ヶ谷からは山の半分を全部削られたような島。

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う~ん、九州の自然は奥が深いぜ。



遊歩道を戻ってビーチ。

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海の家に置いてたジャケットを忘れずに回収して

のんびりと桟橋へ戻るのですが・・・


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上陸してから数十分の間に満潮になったのか

遊歩道の一部が水没してるんですけど~。



途中これは無理だってほど歩道が沈んでたので

裸足になってジャバジャバと進みました。

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乾いたところでブーツを履いて

さらに戻るけどこの歩道からの風景が素晴らしいったら

ありゃしない。

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九州Loveなわたしはもう

メロメロになっちゃいますわ。


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透明度が凄すぎて魚の数を数えれるくらい。



この後もう一か所水没箇所があって

ブーツを履くの早すぎたと後悔しつつめんどくさいので

爪先で走り抜けたけど中まで海水が入ったよ。

(裸足で歩いた意味ね~し)

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桟橋に戻って5分ほど待つと

迎えの船がやって来ました。



いっぱい乗ってるけど入れ替わるので

帰りはそれほど混んでなかったよ。


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絶景の島にお別れしたら

漁港に停めてる茜ちゃんと再会してツーリングの続き。


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勝本町のコンビニでお昼を買って

北部の海岸線を走ります。


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ここでランチタイムにしても良かったのだけど

すこしk23を東に走ってくぐり岩の所でランチにしました。


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海岸に降りれ遊歩道の入口にある壱岐神社の駐車場の

柵に座って海を眺めがらお昼ご飯。


食べ終わったら神社の脇から海岸に降りて

波切不動尊のある岩からくぐり岩を目指します。

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柵もなにもない

道の先に「隧道が好きだ」のスポットがあるのよ。

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ほら。



でもね・・・

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行けないの(汗)



なんでも行きたいと思い立った時にすぐに行かないと

こんな事になっちゃうことって多いよね。



仕方ないので歩道の反対側から攻めて見る事にしましょう。

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反対側には小弐公園キャンプ場があるので

そこから入ると遊歩道を歩いてたらそのまま着いてたはずの

龍蛇神神社があります。


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荒々しい岩場に祠があるだけの神社だけど

邪神ちゃんがいるなら参拝しなくっちゃ。


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「ザザースザザースナスナザース」



しっかり自分の事もみんなの事もお願いをして

参拝終了。


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結局こっちからもくぐり岩に行けなかったので

これで2日目に行こうと思っていたスポットはほぼ終了。



後は適当に走って無い道とかを

選びながら島探検。


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壱岐は観光地でもなんでも

ちゃんと看板が出てたりするのでそれを見て

巡ってみるのも楽しいかも。



「鯨の墓」

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碑が立ってるだけ(笑)



この道の先は?

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タンス浦と言う変な名前の湾に出たけど

そこで鳥居を見付けました。


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八幡神社と柱に書かれてるけど

本殿は見当たんない。


たぶん背後の山の上に地図で見ると

本宮八幡神社があるのでその参道の入り口になるのかも。



海から来る神様を迎えたり送ったりする

神聖な海の鳥居はわたしの中では勝手にパワースポットなのです。


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走って見ないと見つかんないツーリングの醍醐味を楽しんだら

そろそろ夕ご飯にしましょうか。


今日は夕方に行きたい場所があるので

時間を調整するため少し明るい時間に郷ノ浦へ。



島らしい食事は初日に美味しいお刺身も食べたので

普通の洋食がたべたくてぽけっとさんにお邪魔。


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自家製デミグラスソースの

ハンバーグ。


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美味しい!



食べれなかったら勿体ないと思って

ダブルにしなかったのを後悔。


これだけ島をウロウロしながらも

2軒しか見つけれなかったメジャーコンビニで

部屋飲み用のおつまみを買います。

(九州でも少なくなったポプラでした)



ほとんど荷物の入って無いバッグにおつまみを入れて

朝に寄った鬼の足跡へ。

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ほら~、良い時間になったでしょう?



初めて壱岐に来た時は

帰りのフェリーに乗る時間だったので夕景を見て無いんだよ。


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1日わたしを照らしてくれて

青い海をより青くしてくれたお日様に感謝。

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なぜかゴルフボールの落ちてた草原の草の上に

座りながら沈みゆく夕陽を眺める至福の時間。



後は宿に戻ってお風呂に入って

ビールタイム。


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クゥーーーー!

これがお泊りツーリングの最高の時間だったりするのよね。




今日でほぼ見たい場所は見てしまったので

明日は帰るだけの記録的なレポになりそうですが

家に帰るまでがツーリング。



では3日目に「つづく




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